駐輪場の利用者を増やし、より安定した運営を目指すために役立つのが、シェアサイクルのポートです。ここではシェアサイクルポートの特徴や設置するメリット・デメリット、設置の流れを紹介します。
さまざまな商品のシェアリングサービス・サブスクリプションなどが注目される中、自転車のシェアサービスとして登場したのが「シェアサイクル」です。レンタサイクルと似ていますが、仕組みが若干異なります。レンタルサイクルは借りた場所に返却する必要がありますが、シェアサイクルはポートがある場所ならどこでも返却ができるのが特徴です。
自転車は、自動車や電車とは異なり、CO2を排出しない「クリーンな移動手段」として注目されています。自転車は自動車よりも手軽な乗り物なので、ちょっとした外出や駐車場がない場所へ出かける際の移動手段として便利です。また、観光の活性化や交通の混雑対策などにも役立っており、シェアサイクルを導入する地域は増えています。
シェアサイクルのポートは、スペースの有効活用に役立ちます。あまり使われていない駐輪場や空きスペースにシェアサイクルポートを導入すると、無駄なスペースがなくなるだけでなく、新たな収入源にもつながります。
違法駐輪対策ができる点も、シェアサイクルポートを設置するメリットです。駐輪場に空きスペースがなくなり、契約外の自転車の違法駐輪を抑制する効果が期待できます。
立地により問題もあります。例えば都市部では利用者が多い反面、時間帯によって自転車が集中し、返却や貸し出しができないといった問題があります。
郊外では、都市部のようにポートが満杯になる心配が少ない一方、ポートを設置している所が少ないため、シェアサイクルの利用者が増えにくいという課題があります。
シェアサイクルのポートの設置を検討するなら、デメリットについても理解しておきたいところです。
シェアサイクルのポートを設置する流れは、以下のとおりです。
環境に配慮した移動手段として注目されているシェアサイクルは、近年利用者が増加傾向にあります。シェアサイクルのポートは、スペースの有効活用や違法駐輪対策などのメリットが期待できます。シェアサイクルを利用したい人が多い立地であるか、需要があるかなどを見極めたうえで、導入を検討しましょう。
駐輪場の設置・導入を行っている企業の中でもそれぞれ得意分野や対応の範囲に違いがあります。有料駐輪場の設置から管理・運営まで行っている企業や、簡易式駐輪装置の設置を行っている企業などさまざまです。ここでは設置・導入の目的に合わせてそれぞれおすすめの企業を紹介します。

例えばこのような方に
中・大規模の駐輪場を検討している鉄道会社、商業施設、自治体、ゼネコン、デベロッパーなど
おすすめポイント

例えばこのような方に
駅近に狭小地や変形地を所有しているが、有効活用できず持て余している地主
おすすめポイント

例えばこのような方に
駐輪ラックの新設・改修を検討しているビルやマンションのオーナーや管理者
おすすめポイント
【選定条件】Googleで「駐輪場 システム」「駐輪場 土地活用」と検索して公式HPが表示された駐輪場設置業者40社を抽出(2024年6月26日調査時点)。
・NCD:駐輪場の企画・設置・管理運営までトータルで行っている企業の中で,対応範囲が一番広く、国内での対応箇所数が記載されている中で一番多かった点。
・パイン:土地活用系駐輪場設置業者の中で、短期スタートが実現可能で、変形地・狭小地への事例、国内での対応箇所数が掲載されている点。
・フルテック:簡易駐輪ラック販売設置会社の中でラックの種類が1番豊富な点。