駐輪場を設置する際、スペースが限られている都市部などでは収容台数を確保するのが簡単ではありません。そこで、スペース効率を高めるために2段式サイクルラックが注目されています。ここでは2段式サイクルラックの種類やメリット、注意点などをまとめました。
2段式サイクルラックは、主に3つの種類に分けられます。
この中でも、最近人気があるのは天井高が必要になりますが、収容台数が多いガススプリング式の2段式サイクルラックです。
2段式サイクルラックは、同じ敷地面積でも設計次第で約2倍ほどの駐輪台数を確保できることがメリットです。都市部の狭小地、変形地でも効率よく駐輪場を設置することができます。収容台数が増えれば収益性も上がりますし、放置自転車が課題となっている場合は対策としても効果的です。
2段式サイクルラックの価格は一般的な例では約6万円前後ですが、種類だけでなくメーカーによっても異なり、電動アシスト自転車対応のものになると耐荷重などで費用が高くなります。
また、サイクルラックを設置するときにはコンクリート基礎工事、設置工事の費用も必要です。コンクリート舗装は1㎡あたり1~2万円程度が目安なので、サイクルラックの設置には10万円前後が最低でも必要になると考えておきましょう。
2段式サイクルラックを設置する際には、通りやすいように通路幅を確保するだけでなく、上段ラックを考えて天井高にも気を付けなければいけません。ラックによって必要な天井高が決まっているため、確認するようにしましょう。
また、ラックの種類を決めるときには、駐輪場の利用者層によっては電動アシスト自転車に対応できるラックを設置することが望ましい場合もあります。安全性、防犯機能も含めて様々な視点で考えることが大切です。
2段式サイクルラックを導入することで自転車の収容台数が増え、駐輪スペース不足を解消したり利用者の満足度を向上したりする効果が期待できます。収納台数が増えれば収益も上がるため、平面式ラックよりも初期投資費用はかかりますが、長期的に見るとコストを抑えられる場合もあります。
2段式サイクルラックは限られた狭いスペースでも駐輪台数をおよそ2倍に増やせるため、効率よく駐輪場を運営することができます。都市部では特にスペースの確保が難しいことに加え、放置自転車が課題になっているところも少なくありません。初期費用は平面式駐輪場と比べると高くなってしまいますが、収益性が上がり利用者の利便性も良くなることから顧客満足度アップ、利用者の増加も期待できます。設置する際には利用者層を把握し、適した種類を選ぶことが大切です。
駐輪場の設置・導入を行っている企業の中でもそれぞれ得意分野や対応の範囲に違いがあります。有料駐輪場の設置から管理・運営まで行っている企業や、簡易式駐輪装置の設置を行っている企業などさまざまです。ここでは設置・導入の目的に合わせてそれぞれおすすめの企業を紹介します。

例えばこのような方に
中・大規模の駐輪場を検討している鉄道会社、商業施設、自治体、ゼネコン、デベロッパーなど
おすすめポイント

例えばこのような方に
駅近に狭小地や変形地を所有しているが、有効活用できず持て余している地主
おすすめポイント

例えばこのような方に
駐輪ラックの新設・改修を検討しているビルやマンションのオーナーや管理者
おすすめポイント
【選定条件】Googleで「駐輪場 システム」「駐輪場 土地活用」と検索して公式HPが表示された駐輪場設置業者40社を抽出(2024年6月26日調査時点)。
・NCD:駐輪場の企画・設置・管理運営までトータルで行っている企業の中で,対応範囲が一番広く、国内での対応箇所数が記載されている中で一番多かった点。
・パイン:土地活用系駐輪場設置業者の中で、短期スタートが実現可能で、変形地・狭小地への事例、国内での対応箇所数が掲載されている点。
・フルテック:簡易駐輪ラック販売設置会社の中でラックの種類が1番豊富な点。